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予想・・・期待、していたよりもハッとさせられるような始まり方ではなかったように思う。どうだろう。
視聴者は・・・というか、俺だが、俺は2クールの間彼等の変革を待ち望んでいた。変革という言葉は英雄であるガンダムの活躍と言い換えても構わない。
対して彼等もアニメの世界のなかで数年の間、変革を起こすのを待ち望み、時を得て行動し先ずソレスタルビーイングの復興をはかろうとする。
単純に、ここに視聴者と登場人物のタイムラグがあるということか。刹那に象徴されるソレスタルビーイングに着目して考えると、第一に彼等はまだ世界に変革を起こせてはいないし、第二に彼等自身の組織にも変革を求めてはいない。
むしろこの第二の問題、ソレスタルビーイングがかつてのメンバーを復帰させるという点は、変革という思想と行き違いを起こしているように思えてしまう。ロックオンの弟を迎える事、飲んだくれた指揮官を再び迎える事、いわばアレルヤの奪還までが変革とはほど遠い行動のように思える。
つまり視聴者の求める変革はまだ起こってはいない。(いなかった、であり、ダブルオーの起動をそのシンボルとして描いたのかも知れないが、これはちょっと演出が弱かったように思える。)これが期待はずれのように見えてしまう。彼等のアクションは現状、かつての復帰を目指しており視聴者の想定を裏切る事がないという点で期待はずれだ。実際のところはソレスタルビーイングも、黒田洋介もまだ来たるべき変革を待っている状態であり、それを責める事はできないのだが。
ソレスタルビーイングの姿勢はともかくとしても、作り手側、構成の姿勢は好意的に受け止められるところがあるように見える。ルイスとサジの二人の伏線を早急に回収し、アレルヤも出来るだけ早くメンバーに迎え入れる。1、2話に多少詰め込むことになったが、各勢力にも既に動きがある。このペースだと1期目からの伏線を最後まで持っていくような事はないのではないだろうか。黒田洋介は早くガンダム00を始めようとしているように見える。
そして来たるべきガンダム00は1期目からの伏線から解放したうえで描かれることを、期待する。登場人物の過去との宿命の対決、そして自分の存在意義との対決を描いてきた1期に対して、今後の彼等は過去の、1期目で現れた敵を振り払い、更に先に進むことができるんだろうか。少なくとも俺が求めているのは、これみたいだ。